不用品を大量に売ると税金がかかるの?不用品と税金の関係とは
2018.1.6
最近は不用品をネットオークションで売る人も多くなってきました。
というのも、メルカリやヤフーオークションといった、初心者でも簡単に利用できる手段が誕生したからです。
しかし、ネットオークションで多くの利益を上げている人は、税務署の調査を受け、税金を納めなければならない場合があります。
そこで今回は、不用品を売ることで発生する税金について紹介していきます。
□ 税金がかかる所得
一般的に、給料の他に20万円以上の副収入が入った場合、その収入は所得とみなされ、課税対象になります。
そのため、確定申告を行う必要があるのです。税金がかかる所得の種類には以下のものがあります。
・給与所得・・・一般的な会社やパート社員
・事業所得・・・個人事業主
・不動産所得・・・マンションや貸事務所・駐車場などの不動産のオーナー
・譲渡所得・・・株や金融商品などの売買(譲渡)
・雑所得・・・フローマーケットやアフィリエイト、ネットオークションの収入
リサイクルショップやオークションなどで販売した場合の収入は、この「雑所得」にあてはまるように思われます。
しかし、基本的に自分の家にある不用品をリサイクルショップやネットオークションで売っても、それは課税対象にはならないのです。
たとえ20万円以上の収入があっても確定申告をする必要はありません。
例外としては、骨董品や、貴金属、絵画などは、単価30万円以上になると課税対象となるので注意しましょう。
元々転売目的で商品をまとめ買いしていた場合や、長年にわたって多くの利益を上げている場合も、事業経営の所得とみなされ、税金を求められる可能性があります。
これらを念頭において、自宅にある不用品を売ることを考えてみてはいかがでしょうか。